Location: ガルミッシュ-パルテンキルヘン(Garmisch-Partenkirchen)
URL: http://www.gapa.de/ またはhttp://www.zugspitze.de/
Access: ミュンヘンから南へ電車で1時間強。
Lift: 総リフト数は約26基(Zuqspitze:10+Garmisch Classic:16)
Slope: 2つのゲレンデで合計31コース、標高700m-2962m
Schedule: 2010/3/26 - 28 (3 Days)
地図(大縮尺)はこちら
ガルミッシュ-パルテンキルヘン(Garmisch-Partenkircen)は、オーストリアとの国境にあるドイツ最高峰ツークスピッシェ(zugspitze)(2962m)山麓のリゾートタウン。標高の高い氷河エリアにあるツークシュピッツェ(Zuqspitze)と街からアクセスの良いガルミッシュクラシック(Garmisch Classic)という2つのゲレンデがある。共通リフト券もあるが、両ゲレンデの行き来には登山鉄道を利用する必要があり、非常に時間がかかるので現実的ではない。
今回のトリップは、アリタリアでの過去の失敗を踏まえ、信頼できるオーストリア航空ウィーン経由にてドイツ入り。 で、ミュンヘン空港Baggage ClaimにあるBMWの広告。インパクトあります。
ホテルで1泊して翌朝いざガルミッシュへ。ミュンヘン中央駅から電車で1時間強。アクセスがいいので、ミュンヘンから日帰りで滑りに行く人も多いみたい。
電車に揺られること1時間、見えてきましたドイツ最高峰のツークシュピッツェ連峰。「へ」の字を左右逆転させたような独特な山容です。雪はちゃんとありそうだな。
ガルミッシュ・パルテンキルフェン駅到着。スキー板を担いだ人がちらほら。でも平日&ローシーズンのためか、人は疎ら。
写真奥のほうにコースらしき景色が見える。
2つあるゲレンデのうち、初日はドイツ最高峰ツークシュピッツェへ。ガルミッシュ駅からゲレンデへはバス+ケーブルカーでもアクセス可能だが、今回は登山電車(+ケーブルカー)を使用。 登山電車だけで山頂付近まで行くことも可能だが遅いので、Eibseeという湖で途中下車してケーブルカーで山頂へ向かった。
ツークシュピッツェは氷河の上にあり、木が全く無く、どこを滑ってもいいような開放感あるゲレンデ。
リフトは、1つ以外全てTバーなので、脚力だけでなく腕力も鍛えておく必要あり(笑)。 パークは立派なものがあったけど、まだオープンしていないようだった(初日からいきなりパークに入る気はさらさら無かったが)。
午後になり有名なZuqspitze峰(2962m)の十字架のところまで上ってみたが、ガスってしまった。
帰りはZuqspitzeゲレンデ駅から登山電車を使うことにした。下界までけっこうな時間がかかるけど、トンネル内で寝てしまったのでそんなに遅さは感じなかった。
ガルミッシュの2日目は標高は低いが、ガルミッシュの街からアクセスの良いClassicゲレンデのほうへ。ツークシュピッツェとは対照的にTバーよりゴンドラ・リフトのほうが多いのがうれしい。
さて、ゲレンデの最下部(べース)は海抜1,000m未満なので、雪はかろうじて残っている程度。よって滑っている人もほとんどいない。。。。
ゴンドラを上がって上部に行くと、森林限界を超えてこんなに見晴らしが良くなる(下)。この森林限界より上の開放感溢れるゾーンのほか非圧雪帯、森林の中の心地よい林間コース、ゲレンデ下部のシャバ雪ゾーンといろいろなタイプのコンディションが楽しめる。個人的には、標高の高いツークシュピッツェよりむしろこちらのゲレンデのほうが楽しかった。
ドイツといえば、ビールとウインナー。でも今日のゲレ食はビールとスイーツ(あんまんにバニラクリームをかけたようなもの)。どちらも美味しかった。
3日目は、スノーボードをお休みしてガルミッシュの50kmほど西にある有名なノイシュバンシュタイン城へトリップ。距離的には近いのだが、アルプスの地形の影響もあって、バスでも電車でも2時間ほどかかり結構大変な移動であった。というか、実はこの日からサーマータイムになったことを知らずにバスに乗り遅れた。でもそのおかげでオーストリアの小さな町やツークシュピッツェの裏側とかも見れたからまあいいかな。
雪が無くクローズしていたけど、ノイシュバンシュタイン城のすぐ傍にもゲレンデがある。名前は知らないけどFussen Resortとかそんな感じかな。ハイシーズンだったらもっと賑わっているのかもしれないな。