Austria(オーストリア), Innsbruck周辺

 

Location: インスブルック周辺(Innsbruck)

URL:  http://www.innsbruck.info/

Access: インスブルック空港利用またはミュンヘンやザルツブルクから電車で2時間。

Lift: 総リフト数は約89基(9つのリゾート計)

Slope: 9つのリゾートで合計295kmのコース、標高800m-3340m

Schedule: 2010/3/29 – 4/2 (5 Days)

地図(大縮尺)はこちら

 

インスブルック市内から、主に9つのリゾートへのアクセスが可能(実際には9つ以外にもマイナーなゲレンデがいくつかある)。

インスブルック市と周辺のゲレンデマップ(Kuhtai等のゲレンデは地図外)
インスブルック市と周辺のゲレンデマップ(Kuhtai等のゲレンデは地図外)
インスブルック旧市街の黄金の屋根
インスブルック旧市街の黄金の屋根

 

ガルミッシュから電車で1時間強。インスブルックにやってきました。初日はとりあえず市内観光することに。おそらくインスブルックの観光名所として一番有名な黄金の屋根。

 

「古都インスブルック」と呼ばれるように、あまり近代的すぎない雰囲気がなかなかいい。

インスブルック中心地とNordkette結ぶ登山電車
インスブルック中心地とNordkette結ぶ登山電車

 

 

9つのスキー場のうち、Nordkette (URL: http://www.nordkette.com/)というゲレンデだけはインスブルックの北側の山にあり、インスブルックの中心地から登山電車でアクセスできるので非常に便利。正確にはHugerburgという860mの地点までが登山電車で、その上の2000mまでのゲレンデまではケーブルカーに乗り換えてアクセスする。

インスブルック市内を流れるイン川
インスブルック市内を流れるイン川

 

 

今回は、Nordketteのゲレンデまでは上がらずにHugerburg(標高860m)にてインスブルックの景色を楽しんだ。

 

インスブルックという名前は地球の歩き方によると「イン川にかかる橋」という意味だそうな。

Schlick 2000のゲレンデ入口
Schlick 2000のゲレンデ入口

 

インスブルック2日目は9つあるゲレンデのうち、最も規模の大きいStubaier Gletscherへ行くことにした。ホテルから無料シャトルバスでゲレンデへ。バスは途中、9つのゲレンデの1つであるSchlick 2000にも停車した。が、写真のとおり「雪がない」。不安を抱えながら目的地であるStubaier Gletscherを目指すことに。

Stubaier Gletscherへ向かう途中の雪景色
Stubaier Gletscherへ向かう途中の雪景色

 

 

Stubaier Gletscherはこのエリアで最も標高が高い氷河にある。バスは山道をぐんぐん高度を上げながら進んでいく。いつのまにか辺りは雪景色に変わっていた。どうやら昨晩このあたりでは雪が降ったようだ。

 

Location: Stubaier Gletscher(シュトゥバイアーグレーシャー)

URL: http://www.stubaier-gletscher.com/ 

Access: インスブルック市内から無料バスで1時間強

Lift/Slope:  リフト23基。全30コースくらい。標高1750m-3210m。

 

インスブルック周辺の9ゲレンデのうち、規模・標高(雪質)・コースバラエティと1つ抜きに出た存在。その名の通り氷河(グレーシャー)の上にあるゲレンデで夏でも滑れるらしい。 市内からちょっと遠いのだけが少し難点だが、とりあえずインスブルックに行った人は一度は行っておくべき。

 

 

さて、山の天候が最大の懸念事項だったが、ゴンドラに乗ってStubaier Glestcherのゲレンデ

(雲の上)にあがってみると、ななななんとピーカン。しかもやはりこのエリアでは昨夜雪が降ったようで無数の非圧雪ゾーンにパウダーいっぱい。幸せなパウダーランを満喫。

Stubaier Gletscherのゲレンデ。ピーカン&パウダー。素晴らしい。
Stubaier Gletscherのゲレンデ。ピーカン&パウダー。素晴らしい。
Stubaier Gletscher
Stubaier Gletscher

 

 

ほんとに非圧雪地帯はいくらでもあります。この時期(春)なのにこんなパウダーが食えるとは幸せでした。結構食われちゃってたけどね。

Stubaier Gletscherのパーク
Stubaier Gletscherのパーク

 

 

パークは整備の人以外は誰もいなかった(多分クローズ)。というかパークもパウダーゾーンだった(笑)。キッカーはかなり大きかったなあ。これから春が始まってパーク全開になっていくのだろうか。

非圧雪ゾーンを楽しむ管理人(少し曇ってきたけど)
非圧雪ゾーンを楽しむ管理人(少し曇ってきたけど)

非圧雪ゾーンを楽しむ同行者の動画をアップ。

 

 

 

 

 

今日のゲレ食はこちら。ラム(シチュー風)とお約束のビール。最高でした。今回のドイツ・オーストリアトリップはゲレ食に恵まれすぎちゃってます。

Stubaier Gletscherからの帰路で見たインスブルックの街
Stubaier Gletscherからの帰路で見たインスブルックの街
鉄板焼(WOK)レストラン
鉄板焼(WOK)レストラン

 

本日のディナーはバスで帰る途中見つけた鉄板WOK。ゲレ食でドイツ・オーストリア風な食事は満喫しているので、夜はやっぱりアジア風な味が恋しくなる。

寿司もあります。
寿司もあります。

 

だいたいスノーボードメインの旅ではゲレンデ目の前のリゾート泊になるから、アジア風のものは食べれないことが多いが、インスブルックは「都市」なので、ちゃんとこういう場所もある。今回のような都市ベース(泊)のスノーボードトリップの利点はここにあります。

 

 

 

Location: Axamer Lizum(アサクマー・リーツム)

URL: http://www.axamer-lizum.at/

Access: インスブルック中心街から無料バスで30分

Lift/Slope: リフト10基、約20コース、標高1564-2343m

 

インスブルック滞在最終日、9つのゲレンデから選んだのはアサクマーリーツム。市内からのアクセスがよく、ゲレンデ的にもバラエティに富んでいるとの評判を聞いてここに決定。

 

実際の感想として、Stubaier Gletscherほどではないが、上部には非圧雪バフバフゾーンがあり、コースも変化があって面白いと思う。ただし、天候が今回のトリップで最も悪かった(特に最上部はガスで視界悪し)ので、十分にコースを堪能できたわけではない。

 

天候が悪いので正午あたりからはゲレンデ最下部にあるパークへ。めっちゃ硬かったけど、滑走最終日なので、意地になってキッカーを飛びまくった。収穫はスイッチバック360。5回ぐらいトライして最後は気持ちよく立てた。オジサンになっても回せるもんだなあと思って、涙が出るほど嬉しかった(笑)。

アサクマーリーツムの入口付近
アサクマーリーツムの入口付近
アサクマーリーツムのゴンドラ電車
アサクマーリーツムのゴンドラ電車
インスブルック・ヒルトンよりPatscherkofelスキー場&オリンピックスキージャンプ台方面を望む
インスブルック・ヒルトンよりPatscherkofelスキー場&オリンピックスキージャンプ台方面を望む